令和4年6月議会 一般質問

“夢のある街づくり”について町作りについて

⓵建て替え後のグリーンホールについて

(1) どのような音楽ホールをイメージしているのか?

(2) 高層化する考えはあるのか?

(3) 企業だけでなくマンションも併設する考えはあるのか?

(4) 総合福祉センターを併設する可能性はあるのか?

⓶線路跡地の整備について

(1) 映画ゾーンを3分割する提案について

(2) 線路跡地全体の整備コンセプトについて

(3) 国領・布田間の側道を一方通行にする提案について

以上の要旨を市長・担当部長に質問させていただき、私の考えをしっか

りと要望させていただきました!

詳細のやり取りは、動画をご覧ください。

⓵(ア) ≪私の考え≫調布市には世界的にも活躍している桐朋音大もあり、音楽や文化芸術の香り高き街だと思う。その発信の拠点としてのシンボルタワーになるような質の高い音楽ホールを作りたい!

     ≪市の考え≫

 (イ) ≪私の考え≫素晴らしいホールを作るには費用もかかる。市の負担だけでなく、民間との協働は不可欠と考える。企業や商業施設、さらには民間住宅をも併設することによって、可能となると考える。企業や商業施設に対する床貸しについては、コロナ後の社会情勢を鑑みるとリスクも高い。であれば、50年定期借地の住宅も視野に入れても良いのではと考える。音楽家が住めるような防音対策などに特化した高級マンションを併設することによって、高層化し最上階には展望スペースを作り、市民が最高の眺望を楽しめるような調布のシンボルタワーを作りたいと考える。

     ≪市の考え≫グリーンホールの場所は商業地域と位置付けているので、住宅は考えていない。高層化については、状況によって検討の余地はある。

 

(4)   ≪私の考え≫総合福祉センターについては、多摩川移転に反対の声もあることから、まだ設計もイメージも出来ていないグリーンホールに併設案も考えても良いのではと考える。多摩川には一時移転し、その後は他の施設に変えることも可能と思う。(例えば、現在賃貸でビルを借りながら運営している青少年ステーションCAPSであるとか、今後より必要とされる子供発達センターとか、考えれば新設したい公共施設は沢山あると思う)

     ≪市の考え≫既に京王多摩川移転は利用者団体などが参加している検討会で決定しており、その後の京王多摩川における街づくりも進んでいるので、総合福祉センター併設は考えていない。

     ≪私の考え≫最終決定し変更できないなら、はっきりと情報を発信し誤解や期待を持たせないように周知徹底することを求める。

 

《2》(ア)≪私の考え≫現在の映画ゾーンは、映画館のあるトリエC館の裏にある駐輪場からタコ公園のある緑道で品川道までの区間でありますが、駅前広場から駐輪場を通り品川道まで歩こうと思う人は少ないと思う。計画では、駐輪場に映画フラッグを立て、公園の出口に映画ゾーンの出入り口のアーチのような物を作るような案を耳にしております。(まだ決定ではない)全くお粗末な計画であり、映画ゾーンという縛りに囚われ過ぎており現実性に欠けていると思う。現存の駐輪場は手を付けることが出来ないとの事なので、思い切って公園のあるスペースは子供公園ゾーンにし、自転車置き場は駐輪ゾーンとし、映画ゾーンは駅前広場から映画館のあるトリエC館側道までに変更し、映画ゾーンは産業振興担当、子供公園ゾーンは環境部が責任をもって素晴らしいゾーンを作り上げて欲しいと考える。

     ≪市の考え≫トリエB・C館南側側道には映画の設えを検討する。公園のある区間は夏ごろ迄に形を示したい。

 

(1)   ≪私の考え≫小田急線下北沢周辺の線路が地下化され、下北線路街として生まれ変わっている。地域は違うが調布市と同じような状況である。まだ未完成であったが、下北線路祭が開催され私も視察を兼ね現地に行ってみると地元の方々の熱気が伝わってきました

。緑道の植栽などを管理するシモキタ園藝部は、地元の方々を中心に会費制で運営し、毎週土曜日に植栽の活動を子供たちも参加しながら行っている、まさに市民との協働による街づくりを実践していました。災害時にも避難でき、歩行者目線の緑を中心にしたコンセプトは調布市も参考にすべきと考える。

     ≪市の考え≫線路跡地全体のコンセプトは、潤いと安らぎを感じる歩行者を中心に考えた緑道で、健康や情報発信というテーマも織り込んでいきたい。


(ウ)  ≪私の考え≫国領・布田間の側道を双方向車道を作る計画案があるが、コンセプトに反するものであり、車道については最低限の生活道路として一方通行で良いと考える。


     ≪市の考え≫近隣住民の声を聞きながら、歩行者に配慮した側道を検討していく。